企業理念・代表挨拶

会社のはじまり~そして


約半世紀前(昭和40年頃)当時、父が職人として住み込みで勤務をしていた工具製作会社が突然の大きな火事により業務が停止。難を逃れた父は、困っているお客様の為に独立を決意、同じ職場で働いていた母と一緒になり 近くの知人の工場の片隅を間借りし1台の研磨械を購入し1件のお客様を譲り受けスタートしたのが始まりでした。
「出来る事は何でもする」「モノを大事にする」「笑顔を絶やさない」が父の信条で、お客様の難儀な依頼も「何とかやってみます」と快く笑顔で引き受け試行錯誤と努力を重ね、次第にお客様に認められ仕事の依頼も増えていき、父は弟である叔父二人を仕事に誘い、4人になった1969年の12月に会社を設立致しました。
そのころ時代は高度経済成長期、とはいえ会社に属する一人の職人が突然、高い機械を購入し母と二人で「工業所」をスタートさせるには大変な苦労があったと思います、そんな苦労は一切見せずに父はいつもお客様に「笑顔と利他の心」で接し毎日遅くまで仕事をする、当時子供だった私はそんな父の姿が強く焼き付いており、ウンノ研磨工業所そのものでした、父の仕事に向き合う姿勢や想いは、2020年12月にバトンを受け継いだ私の使命と心に刻み、「お客様を一番に 笑顔と挨拶で 利他の心」を、わが社の経営理念と致しました。創業当時からある、その1台の研磨機は現在も父の相棒として55年間活躍しています。

経営理念

行動指針

企業目標

以上をもって、お客様や社会に必要とされる「日本一の研磨屋」を目指して経営する

代表挨拶

代表 渡辺 礼子
研磨・研削という仕事を通じてつくづく思う事は、日本のモノづくりを支えているのは切削工具に他ならないという実感です。今やレーザー加工機や3Dプリンターで簡単にモノや金型が出来る環境が整いつつありますが、まだまだ最終的な微調整をするには切削工具を使った人の技術が重要な部分を担っています。わが社は1965年創業当初より汎用機をメインに手技にこだわり、職人の技能と培ったノウハウで切削工具の再研磨・研削加工を一筋に行ってきた会社ですが、近年デジタルの急速な発展に併せこれまで積み上げて来た技術と経験を活かし、CNC工具研削盤を取り入れ、より高精度・高性能なご要望にもお応えできるようハイブリッドな研削体制を整えて よりお客様に喜んで頂くことはもちろんのこと、働き手にとっても、やりがいや幸せを感じられる会社、社会に必要と想われる会社であり続けたいと考えます。今後とも末永くご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

代表 渡辺 礼子

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